医療脱毛の種類とは?クリニック選びに必要な基本知識と機器の特徴を要望別に解説!

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  • 医療脱毛をしたいけど、どのクリニックを選ぶべき?
  • 医療脱毛は効果が高いと聞くけど本当?
  • 医療脱毛といってもいくつか種類があるの?

現在は医療脱毛を希望する方も非常に増えてきていますよね。

でもどうして医療脱毛を始めたいと思っても、何を基準に選んだら良いのかわからない方も多いのではないでしょうか?

本記事では元脱毛カウンセラーの私あやが医療脱毛に通う前に知っておきたい、医療脱毛の種類や基礎知識について解説します。

この記事を読むと、自分にあっているクリニックがどこなのか判断しやすくなり、自分に最適なクリニックを選択できるようになりますよ!

目次

医療脱毛をしたい…でもどうやって選べばいい?

医療脱毛は美容脱毛と比較して脱毛効果が高い…というのはご存知の方も多いですよね。

実際に医療脱毛を選択する方の多くは快適性よりも、脱毛効果や効率の良さを重視している方が多いかと思います。

ただ、実際に医療脱毛で始める!と決意しても、クリニックはたくさんあるし、何を基準に選んだ方がいいのかわからないという方も多いでしょう。

医療脱毛を選ぶ際に意識したいのはクリニックで導入している脱毛機器の種類です。

もちろんその他にもチェックすべきポイントはありますが、効率よく効果を求めるのであればこの部分は必ずチェックはしておく必要があるでしょう。

以下では、判断基準をご紹介する前に、まずは前提となる医療脱毛のレーザーの基礎知識について詳しく見ていきましょう。

医療脱毛選びで知っておきたい基礎知識

医療脱毛は効果的!ということがわかっていても、どうして効果的なのか?どんな仕組みで脱毛が行われているのかは知らない方も多いでしょう。

医療脱毛でクリニックを選ぶ際には以下の知識を入れておくと、脱毛選びをする際の判断基準となりますよ!

医療脱毛の主なレーザーは3種類

医療脱毛レーザーの種類

医療脱毛で使われるレーザーは主に3種類▼

  • アレキサンドライトレーザー(Alex)
  • ダイオードレーザ(Diode)
  • ヤグレーザー(YAG)

これらの主な違いは波長の違いです。

アレキサンドライトレーザー755nm
ダイオードレーザー800nm(※機械によって違いあり)
ヤグレーザー1064nm

体毛の中には濃く・太く・根強い毛もあれば、細くて色素が薄い毛まで様々な毛質があります。

様々なレーザーを使い分けることによって、毛質や肌質に合わせた脱毛が可能となるのです。

アレキサンドライトレーザー

  • 一般的な太めの毛に効果的
  • 日本人の肌と相性が良い
  • 自己処理による色素沈着なども和らぐ

ダイオードレーザー

  • 幅広い毛質にアプローチできる
  • 日焼け肌でも対応できる
  • 肌が弱い方でも安心

ヤグレーザー

  • 硬毛化のリスクが低い
  • 産毛にも効果的
  • コラーゲンの再生を促す作用がある

脱毛手法は2種類

熱破壊式(HR)

熱破壊式は高出力のレーザーを1回照射する脱毛方法です。

レーザーの熱によって毛の成長を促す”毛母細胞”を破壊することで毛の再生を不能にします。

メラニン色素に強く反応するため、硬毛や色白肌の部位に効果を発揮し、産毛への効果は△

表皮焼けのトラブルを回避するため、基本的に色黒肌には対応できません。

蓄熱式(SHR)

蓄熱式脱毛は低出力のレーザーを連続で照射する脱毛方法です。

低出力であるため肌にかかる負担も少なく、肌が弱い方、色黒・日焼け肌といった方にも対応が可能です。

施術後1〜2日程度で毛が抜け落ちるということがなく、1〜2週間してから抜けることが多いため熱破壊式より効果の実感は遅い傾向があります。

産毛にも効果的で、熱破壊式と比較しても痛みを感じにくい傾向があります。

あや
あや

これらのレーザーの種類と手法を掛け合わせたものが医療脱毛です。

どのレーザーを使用するか?どの手法を選択するか?で効果や体感は大きく変わります。

医療脱毛器の種類

医療脱毛は3種類のレーザーと2種類の手法を掛け合わせて行う脱毛法であることがわかったかと思います。

主に取り扱われている脱毛機器は12種類ほどです。

医療脱毛機一覧表


HR…熱破壊式
切替…熱破壊(HR)式と蓄熱式(SHR)の切替可能タイプ
Alex …アレキサンドライトレーザー
Di…ダイオードレーザー
YAG…ヤグレーザー
同時照射…3つの波長を同時照射するもの

脱毛機器名AlexDiYAG同時照射痛み日焼け肌対応
ライトシェア
デュエット
HR弱い不可
ソプラノアイスプラチナム切替弱い可能
ソプラノ
チタニウム
切替弱い可能
メディオスターNEXT PRO切替弱い可能
メディオスターモノリス切替弱い可能
ジェントルレーズプロHR強い不可
ジェントルレーズマックスプロHRHR強い可能
ジェントル
ヤグプロ
HR強い可能
クラリティツィンHRHR強い可能
スプレンダーXHRHR強い可能
ラシャ切替弱い可能
クリスタル
プロ
切替弱い可能

実際にどのレーザーでどの手法を取り入れているクリニックなのか?

という点はクリニックで導入している脱毛機器をチェックすればわかります。

以下では脱毛機器とそれぞれの特徴についてみていきましょう。

ライトシェアデュエット

(引用元:ルミナス公式サイト)

レーザーの種類ダイオード
脱毛方法熱破壊式(HR)
効果的な毛質産毛〜太めの毛質まで対応
痛みの強さ弱い
日焼け肌・色黒肌への対応推奨しない(要相談)
導入クリニックリゼクリニック/アリシアクリニック

ソプラノアイスプラチナム

(引用元:アルマレーザー公式サイト)

レーザーの種類3種類のレーザーを同時照射(Alex,Diode,YAG)
脱毛方法蓄熱式(熱破壊式に切り替えも可能)
効果的な毛質産毛に特に効果的(太めの毛にも効果あり)
痛みの強さ弱い
日焼け肌・色黒肌への対応対応可能
導入クリニックレジーナクリニック

ソプラノチタニウム

(引用元:アルマレーザー公式サイト)

レーザーの種類3種類のレーザーを同時照射(Alex,Diode,YAG)
脱毛方法蓄熱式(熱破壊式に切り替えも可能)
効果的な毛質産毛に特に効果的(太めの毛にも効果あり)
痛みの強さ弱い
日焼け肌・色黒肌への対応対応可能
導入クリニックレジーナクリニック/アリシアクリニック/じぶんクリニック

メディオスターNEXT PRO

(引用元:株式会社メディカルユーアンドアイ公式サイト)

レーザーの種類ダイオード(808nm)×ダイオード(940nm)を同時照射
脱毛方法蓄熱式と熱破壊式の切り替え可能
効果的な毛質産毛に特に効果あり(太めの毛にも効果あり)
痛みの強さ弱い
日焼け肌・色黒肌への対応対応可能
導入クリニックリゼクリニック/ブランクリニック/TCB/リアラクリニック

メディオスターモノリス

(引用元:株式会社メディカルユーアンドエイ公式サイト)

レーザーの種類ダイオード(808nm)×ダイオード(940nm)を同時照射
脱毛方法蓄熱式と熱破壊式の切り替え可能
効果的な毛質産毛に特に効果あり(太めの毛にも効果あり)
痛みの強さ弱い
日焼け肌・色黒肌への対応対応可能
導入クリニックフレイアクリニック

ジェントルレーズプロ

(引用元:シネロン・キャンデラ株式会社公式サイト)

レーザーの種類アレキサンドライトレーザー
脱毛方法熱破壊式
効果的な毛質太めの毛に効果的(産毛△)
痛みの強さ強い
日焼け肌・色黒肌への対応対応不可
導入クリニックレジーナクリニック/ルシアクリニック/湘南美容クリニック

ジェントルマックスプロ


(引用元:シネロン・キャンデラ株式会社公式サイト)

レーザーの種類アレキサンドライト/ヤグ切り替え可能
脱毛方法熱破壊式
効果的な毛質太めの毛に特に効果あり(産毛にも効果あり)
痛みの強さ強い
日焼け肌・色黒肌への対応対応可能
導入クリニック一部地域の皮膚科等

ジェントルヤグPRO


(引用元:シネロン・キャンデラ株式会社公式サイト)

レーザーの種類ヤグレーザー
脱毛方法熱破壊式
効果的な毛質太めの毛に特に効果あり(産毛にも効果あり)
痛みの強さ強い
日焼け肌・色黒肌への対応対応可能
導入クリニックリゼクリニック

クラリティツィン


(引用元:敬愛会公式サイト)

レーザーの種類アレキサンドライト/ヤグレーザー切り替え可能
脱毛方法熱破壊式
効果的な毛質太めの毛に特に効果あり(産毛にも効果あり)
痛みの強さ強い
日焼け肌・色黒肌への対応対応可能
導入クリニック一部地域の皮膚科等

スプレンダーX


(引用元:ヤナガワクリニック公式サイト)

レーザーの種類アレキサンドライト/ヤグレーザー切り替え可能
脱毛方法熱破壊式
効果的な毛質太めの毛に特に効果あり(産毛にも効果あり)
痛みの強さ強い
日焼け肌・色黒肌への対応対応可能
導入クリニックアリシアクリニック

ラシャ

(引用元:リゼクリニック公式サイト)

レーザーの種類ダイオード
脱毛方法熱破壊式と蓄熱式を切り替え可能
効果的な毛質産毛に特に効果的(太めの毛にも効果あり)
痛みの強さ弱い
日焼け肌・色黒肌への対応対応可能
導入クリニックリゼクリニック/TCB

クリスタルプロ

(引用元;エミナルクリニック公式twitte)

レーザーの種類ダイオード
脱毛方法熱破壊式と蓄熱式を切り替え可能
効果的な毛質産毛に特に効果的(太めの毛にも効果あり)
痛みの強さ弱い
日焼け肌・色黒肌への対応対応可能
導入クリニックエミナルクリニック

【要望別】脱毛機器の選び方

上記で記載した機器の特徴を踏まえて、要望別にオススメの脱毛機器をご紹介していきます。

自分の要望と照らし合わせて、脱毛機器を導入しているクリニックを選択してくださいね!

痛みを軽くしたいなら…ダイオード×蓄熱式

医療脱毛は美容脱毛と比較しても痛みが強いと言われます。

体感は人それぞれですが、中には痛みが辛くて脱毛を断念せざるを得なくなってしまった方もいます。

継続しないことには脱毛効果を得ることも難しいので、「痛みに弱い」という方はダイオードレーザー×蓄熱式の脱毛を選択するようにしましょう。

蓄熱式の低出力と、ダイオードの波長の長さが合わさることにより痛みを軽減させることができるのです。

主な機会は以下の通り▼

あや
あや

ソプラノアイスプラチナムソプラノチタニウムも痛みを感じにくいと好評です。

肌に負担をかけたくないなら…蓄熱式

蓄熱式脱毛は先述したように、低出力のレーザーを連続して照射する脱毛法です。

肌に優しく、硬毛化のリスクも軽減すると言われています。

色黒肌や日焼け肌がきになるという場合も蓄熱式を選択しておくと、やけどのリスクが軽減され安心して施術を受けることができますよ。

熱破壊式と違って照射後の毛の抜け落ちがないので、効果を実感するのは少し緩やかです

主な機械は以下の通り▼

あや
あや

今では大体どこのクリニックでも蓄熱式を導入していると思います。

根強い毛にも効果的なのは…ヤグレーザー

脱毛をしていると、なかなか効果が現れにくい根強い毛が発生することもあります。

こういった毛に関してはヤグレーザーで対応するのがオススメです。

痛みは強く感じますが、波長の長いレーザーであるため、硬毛化してしまった毛や反応しにくい産毛でもしっかりと効果を得られやすいです。

ただし、最初の段階でヤグレーザーを使用することはほとんどありません。(どこかで脱毛を経験した方は別ですが…)

脱毛を進めていく中で反応しにくい毛に関して、こういった手法もあるということを把握しておく程度で大丈夫です!

主な機械は以下の通り▼

あや
あや

最終的に反応しにくい毛にまで対応できるのかどうか?という点をヤグレーザ搭載の機器があるかどうかで、脱毛選びの際にチェックしておいても良いでしょう。

脱毛機器を知って失敗しない脱毛選びを!

基本的にはどのクリニックでも、幅広い毛質に対応できるように”熱破壊式”と”蓄熱式”の切り替えができる機械を所持していたり、もしくは複数種類の脱毛機器を所持していたりすることが多いです。

ただ毛質や肌質、痛みへの耐久性によって最適な機械も変わってきます。

医療脱毛でクリニック選びをする際にはレーザーの種類、脱毛手法、脱毛機器についてある程度知識を入れておくと自分にあったクリニックが判断しやすくなりますよ!

ぜひ上記の内容を参考にして、気になったクリニックがあればぜひカウンセリングに行ってみてくださいね!

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